汎用旋盤で仕上げ面を傷つけないための「巻金(まきがね)」活用術
汎用旋盤で加工を行う際、すでに仕上がっている面をチャックで掴まなければならない場面は、
現場では意外と多くあります。
しかし、通常の鋼製の硬い爪でそのまま掴んでしまうと、
どうしても製品にキズが入ってしまうことがあります。
「仕上げ面を掴みたいけれど、絶対に傷つけたくない」
そんな悩みを解決するために、当社では “巻金(まきがね)” を活用しています。
◆巻金(まきがね)とは
巻金とは、真鍮(しんちゅう)材の薄いプレートを爪と製品の間に挟んで使用する補助治具です。
真鍮は鉄よりも柔らかく、相手材を傷つけにくい特性があります。
そのため、
・仕上げ面を掴む必要がある!
・生爪を成形するほどの数量ではない!
・時間をかけずに確実に掴みたい!
といった場面で非常に効果を発揮します(^^)v
当社ではこの真鍮プレートを「巻金(まきがね)」と呼び、現場で日常的に活用しています。
◆巻金を使うメリット
① キズ防止
真鍮がクッションの役割を果たし、仕上げ面に爪痕が残りにくくなります。
特に外観部品や精密部品では大きな効果があります。
② 抜群の保持力
柔らかい材質だからこそ、爪と製品の間に挟んでしっかり締め付けると
お互いの形に合わせて馴染んでくれるので隙間がなくなります。
そのため、掴みが甘くなることなく加工でき、
加工中に製品が動いてしまうなどのリスク回避にもなります。
③ 時間短縮
1個だけの加工や試作などで、生爪を成形するのは時間がもったいない。
巻金なら、切って挟むだけで即対応できます。
④ 現場の知恵が詰まった方法
巻金は特別な治具ではなく、現場の工夫から生まれたシンプルで効果的な方法です。
大きめの真鍮板を購入し、必要なサイズにハサミで切って使えるため、コストも抑えられます。
例えば、
仮に生爪1セット10,000円だとすると、巻金は面積から計算しても100円しません。
コスパ最強すぎるΣ(゚Д゚)
私も旋盤を始めたばかりのころ傷で悩んでいた時、
「こんなものあるよ」と先輩に言われて、拍手して喜んだ覚えがあります。
だから、生爪よりも頻繫に使っている気がしますね(≧▽≦)
◆こんなお悩みありませんか?
・仕上げ面を掴みたいけど、キズは絶対NG
・生爪を作るほどの数量ではない
・試作や単品加工で、段取り時間を短縮したい
・外観部品の保持方法に困っている
・爪痕による手直しが発生している
そんな時は、ぜひ 巻金(まきがね) を試してみてください。
簡単に導入できるし、効果は抜群ですよ!
現場の生産性向上にもつながります。

詳細は、下記より是非チェックしてください(^^♪
紹介製品ページ
https://www.nc-net.or.jp/company/59897/product/detail/270244/
