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厳しい公差を求められている。形状変形がなく加工するには?社内全体での共通認識の大事さ。

半導体向けのFRAMEを加工しました。
素材はアルミ(AC4A)です。
アルミのAC4A材をフライス加工、縦マシニング加工、横マシニング加工を行いました。
サイズは560×393.5×159、加工精度は平行度0.02㎜.直角度0.02㎜にて加工しています。

鋳物加工ということもありワークをクランプするときに苦労しました。
強く締めすぎるとワークが変形して寸法が出なかったり、制度を出すために縦加工、横加工を何度も繰り返して製品を加工することができました。

また、クランプ時に形状がゆがまない為にはどうすれば良いのか?
今までは経験でこのくらいでクランプすれば形状もゆがまないし制度が出る!で、加工していましたがそれでは加工者が変わったときにはどのくらいの力でクランプして良いのかわかりません。

そこで社内の共通認識としてトルクレンチで決められた数値でクランプすることにしました。
多少の経験は必要かもしれませんがトルクする力を数値化することによりいつも加工する作業者ではなくても形状のゆがみなく寸法が出て加工することが出来ました。

経験を積んで得られる技術、そこに社内で共通認識として加える情報があるからこそ良い製品作りができるのだと思います(‘◇’)ゞ

詳細は、下記より是非チェックしてください(^^♪

紹介製品ページ
https://www.nc-net.or.jp/company/59897/product/detail/121817/

エミダスページ
https://www.nc-net.or.jp/company/59897/

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