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平面研削盤の砥石を壁ギリギリに合わせる方法

今回ご紹介の製品は、壁側に砥石が当たってはいけない事が条件になります。
そのため、砥石を壁ギリギリまで正確に近づけるかが課題です。
近づけるのが足りない状態で平面研磨をすると、取り残しが発生してしまうため
最重要事項なのです(。-`ω-)

写真の製品は逃げ幅が1㎜あるので、比較的簡単に合わせられるかと思います。
とは言っても、高速で回転している砥石ですのでとても危険です。
作業するときは必ず保護メガネをしましょう!

砥石を合わせる前に事前準備!
アンダードレッサーはもちろん、近づける側のサイドドレッサーが必須です。
しっかり角が出来た状態の砥石に成形する事で、こちらも取り残しが発生しないために必要な手順です。

それでは私が行っているいくつかの方法をお教えいたします(‘ω’)ノ

①目視で合わせる
これは単純に、壁と砥石の隙間を目で見て合わせる方法です。
視力がいい人は得意かもしれませんね(@_@)
②砥石を止めた状態で合わせる
砥石を完全に停止した状態で、壁に近づけていく訳ですが
この時に、壁と砥石の隙間に1枚紙を挟ませ、砥石を近づけていったときに
紙が動かなくなれば完了です。
普段は紙の厚みが0.1㎜程度を使用しています。
※直接壁に当たると傷ついてしまうのでNGです
③測定して合わせる
こちらも②と同様に、砥石を完全に停止した状態で行います。
10~20㎜くらいまで目視で近づけて、壁と砥石の隙間をノギスで測定
その数値と逃げ幅を計算してから合わせます。

他にも方法は沢山あるかと思います。
製品の大きさや逃げ幅など、その時の状況に合った最適な方法で
作業が行えるといいかと思います。

詳細は、下記より是非チェックしてください(^^♪

紹介製品ページ
https://www.nc-net.or.jp/company/59897/product/detail/226167/

エミダスページ
https://www.nc-net.or.jp/company/59897/

 

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